いつ:
2018年7月3日 @ 9:00 AM – 5:00 PM
2018-07-03T09:00:00+09:00
2018-07-03T17:00:00+09:00


晩年を八代で過ごした細川三斎は、すぐれた武将であり、茶の湯をはじめ、和歌・能楽・絵画に通じた文化人でした。その美意識は、武具や刀装具のデザインにも発揮され、三斎が好んだスタイルが細川家の御家流として尊重されました。

 このうち、有名な刀装が「信長拵」と「歌仙拵」です。「信長拵」は加賀の刀工信長作の刀を納めた拵で、当初ものは現存しません。一方、「歌仙拵」は、関の刀工兼定作の刀を納める拵で、三斎が八代城在城の折、奸臣6名(36名とも)を成敗したという言い伝えから、六歌仙(三十六歌仙)にちなんでその名があるといわれています。

 三斎について八代に来た金工職人に平田彦三、彦三の弟子西垣勘四郎、彦三の甥志水仁兵衛がいます。彼らが肥後金工の主要な流派の初代として活躍しました。肥後拵とは、肥後で作られた金具を用いた拵の総称でもあります。
 今回の展示では博物館が収蔵する肥後拵7口を展示し、その魅力をご紹介します。